2008年08月14日

ぐるりのこと

久々に映画の感想でも書いてみる。

誕生日に「ぐるりのこと」を見た。
子供を亡くした事で鬱になっていく奥さん(木村多江)の演技が(特に視線とか)リアル。もらい鬱しちゃいそうで途中この映画を誕生日に見てしまった事を後悔したんだけど、最後はやっぱり見てよかった。

夫婦として寄り添って生きていくという事、人の心の奥にひそむもの、そういうのがじんわりと描かれてすごく繊細だね。

法廷画家である旦那さん(リリー・フランキー)の目をとうしてみる裁判(それもこの10年くらいに起こったまだ記憶に新しい事件)ってのも面白かった。
個人的に前々から法定画家ってのに興味があって、どんな風に仕事してるのかも覗けてそっちの方もかなり私的には見入ってしまった。
裁判のニュースがあると必ず誰が描いてるのかチェックしてたんだよね、実は。くどう昭さんのタッチが大好きで、ネットで調べた事もあるんだけどひそかにファンな人が多いんよね。私もその一人。テロップみるとやっぱり協力されてて「うんうん」って納得。

そうそう、小説のヒットからよく目にするようになったリリー・フランキーって名前。本も読んでないしTVも持ってないんでどんな人なのかよくしらなかったんだけどいい演技をする人だねー。なんか寝むそうな目をしてつかみどことがない感じだけど、奥の奥にある優しさってのが伝わってきます。


私的お値段 ¥2100
これも真夏に麦茶映画かな。


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Posted by らの at 09:31│Comments(0)映画
 
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