無花果の顔

らの

2007年01月01日 23:10

好き ★★★★★
おすすめ ★★★
映画館で ☆

2007映画始め。
元日は1000円だしね、縁起も良さそうだ。

真夏の休日の昼間に蒸し蒸しした部屋で扇風機隣に置いて麦茶飲みながら見たいな〜と時々思う映画がある。それってかなり好きって事なんだよね。っちゅーか、その状況が好きでその状況で見れる映画。
今年一発目から出ました、そんな映画。

桃井かおりってすごい世界だな。
何色にも染まらない生まれた時から永遠に桃井カラー。
映画全体がまんま桃井かおり。

ひとつの家族の繋がりを描いて点でもビジュアル面でもとてもカラフル。
特に門脇家のインテリアがね、古い日本の民家なのにポップで真似のしたくなるセンスです。
またそのカラフルな家の中の色が家族間の色を逆に哀愁に変えてしまったりともめカラーはマジックです。

でもなんていうか、あまりにも桃井カラーが強すぎて、見始めてしばらくすると最後までついていけるかなーと不安になっちゃうんだよな。底無し沼にはまりそうで無意識に自己防衛に入ってしまうんだわ。

ほんわりしている様で心の奥の奥が疼くように痛いよ。


私的お値段は¥2350

公式サイト→ http://www.129-movie.com/

関連記事